火曜の夜にこんばんは。 テキストラヂオtadaimaFMパーソナリティの三木です。
今週のコンテンツ
📻 MAIN TOPIC:男性を責める家事シェアはもうおしまい
🎁 付録:9月の付録の受け取り方
📻 編集後記
📻 MAIN TOPIC:男性を責める家事シェアはもうおしまい
家事シェアの講座を行いながら、意識的に気をつけていることがあります。それは「男性を責める内容にしない」こと。
どうしても多くの家庭で、ママが家事育児に時間と労力をたっぷり使っていて、パパは家事育児があまりできていない状況が見られます。最新の調査でも、ママはパパの3.9倍の時間を家事育児に使っているという結果が出ているのを見ても、これは明らかな事実です。
一方で、先週メールしたように、パパ自身は仕事や出勤の時間が多すぎて家事育児するのが物理的に難しいんだって調査結果もあります。
僕が活動をはじめた当初は、パパたちの意識はまだ仕事に寄っているケースが多く、家庭の大切さ、家事育児の大変さ、家庭を営むパートナーへの労いの重要性を、1から伝えていく必要がありました。まだ家のことが、仕事に比べて大変なはずもなく、ママひとりでどうにかできないなんて楽してるだけだ、なんて思う人がよく見られた時代です。
それから12年かけて、ようやく意識は変わり、いまやそんなことを言う人はずいぶん少なくなって来ました。
それにも関わらず、男性向けの家事育児講座では、この前提のまま話が進んでいくケースがたくさん見られます。
「ママが喜ぶように動けるようになろう」「こうすれば、ママは助かる」「パパにはちゃんとご褒美を用意して、家事をしてもらうようにしよう」など。…これらはつい最近参加した家事講座で、講師の方がお話していたことです。
講座後のパパたちの様子は、ちょっと釈然としないものがありました。 ここに参加するパパたちは、当然妻を助けたいと思っているし、喜んでもらいたいとも思っています。でも、そこで話されているパパ像が自分たちのリアルとかけ離れ過ぎているのです。
いくつかの講座に参加してみて、あらためて自分の講座を振り返ったときに、自分にもまだそうした傾向が残っていると、とても反省しました。
「家事をシェアしよう」というメッセージは、もう十分なのかもしれません。
それよりは、「どうやって家事シェアすれば、夫婦が幸せでいられるのか」というノウハウの方が、いまは求められているのでしょう。
家事シェアを進める活動をする上で、僕が男性であるというのは、非常に強い武器になります。 それは男性側の気持ちを汲むことができたり、男性の立場で語れたり、男性ならではの辛さを知っていたりするからです。
男性で家事シェアを語れるという希少な存在として、もう少し、頑張り続けたいと思います。
では、また。
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🎙 Podcast|家族をアンラーンする!〜家族OSをスクラップアンドビルドする!?〜
\新エピソード公開/
ゲスト回|キャリアと働き方って違うの?_ファミリーキャリアコンサルタントふりふりさん後編_#14
10月15日公開の新エピソード。 ファミリーキャリアコンサルタントのふりふりさんから、家族とキャリアについて伺いました。 キャリアって、個人のものではなくて家族で考えるものになっていくのかもしれません。
このPodcastでは「家族」について学び直しをしています。
僕たちは自分が育った家庭しか知らない中で、違った家庭観を持ったパートナーと新しいわが家を作っていきます。
このとき、自分の家庭観をうまくアンラーンして新しい家庭像を一緒に作っていける人は、比較的夫婦間でのいざこざが少なくて済むなと思うのです。
自分の家族像を新しく学びなおす。
そんなPodcastです。
ぜひ、聞いてみてください!
📻 編集後記
tadaimaFM#32もご覧いただきありがとうございます!
今回の記事を読んでの感想やご意見、または聞いてみたいテーマなどあればどしどしお便りお待ちしてます。
頂いたメッセージがとても励みになります!
では、また来週をお楽しみに!
三木智有