男性が育休を「選択する」社会になるために始めたプロジェクト

男性が育休を「選択する」社会になるために始めたプロジェクト

子どもが産まれたら、育休を取れる。

ぼくは、それが限られた人の特別な権利なんかじゃなくて、当たり前の普通のことになっていくといいなと思っています。
もちろん女性は取るのが当たり前だけど、男性は無理しなくてもいいよね、なんてことじゃなく。「親」という新しいライフフェーズに入った、これからの両立生活のための準備期間として。

育休は「育児に専念するための期間」じゃない

ぼくも5年前。娘が産まれたときに1ヶ月間の育休を取りました。
この期間は、いろんな人に助けてもらいながら、ぼくも妻も「娘」という存在になれていくような期間でした。

ずっと本調子じゃない妻、寝不足で朦朧としているぼく、産まれたばかりで泣き続ける娘。うまくいくことや、かわいい瞬間がたくさんある中で、どこか緊張感が漂っていた時期でもありました。

だけど、いちばん苦労したのは育休が終わってから。

これまで休んだ分を取り戻そうと、気持ちも身体も仕事にスイッチしようとする。
だけど、頭の中にはたえず、大変だった育休中のイメージがある。ふたりで子育てしていても大変だったのに、この8時間、妻はひとりでそれを全部やらなくちゃいけないんだと。

「もし、自分が家にいなくちゃいけない方だったらどうだろう」

そう思ったとき、自分にできる最大のことは「一刻も早く家に帰ること」でした。
「6時には帰るね」と約束をして家を出る。
待っているほうにしてみたら6時を過ぎてからの、5分、10分が本当に長いのです。

遅れるほうにしてみたら、たかが5分かもしれない。「そんなの誤差の範囲だよ」と思うかもしれない。
待っているほうだってそんなのわかっちゃいるけど、それでも辛い。

育休という期間、その大変さを味わっているからこそその気持ちの切実さに気がつけたのだと、ぼくは思います。

そこからぼくの「両立」ための戦いがはじまりました。

保育園の送り迎えのための時間調整。
娘が熱を出したり体調が悪い時の危機対応。
朝出かける前の、家事や育児。
帰宅してから寝かしつけまでの家事や育児。

やる仕事、やらない仕事の優先順位づけをシビアにしたり。
夕方以降の打ち合わせやお客様を調整したり、お断りしたり。

その両立生活が自分に馴染むまでに、半年以上もかかりました。それ以降も調整したり、協力したり、助け合いながらやっています。

育休は「育児に専念するための期間」じゃない。
ぼくは育休を通して、「子どもがいる家庭」を体験しました。そしてそれは、その後の「両立生活」への準備期間だったと感じたのです。

両立を考えないと、家庭が立ち行かなくなる

ぼくは育休中に「子どもがいる家庭」を過ごしました。
だから、子どもがいるとどんなことが大変で、何にストレスを感じやすいのか。どんな不安があるのかを妻と共有できました。

自分がやれること、やるべきことを知り、妻と対話をする準備ができました。
もし、しっかりと家庭と向き合う時間を過ごしていなかったら、ぼくの「両立」への向き合い方はまったく違ったものになったのだろうと思います。

「なんとかなるよ」「なんで、家にいるだけなのにそんなにイライラしてるの?」「俺だって寝かしつけとかできることしてるし、同じように寝不足なうえ、仕事までしてるんだぜ? どっちが大変だよ?」そう思う瞬間が増えてしまったかもしれません。

それは「仕事の合間に両立」という考え方なんじゃないかと思うのです。
仕事の合間に両立、をすると夫婦の間でお互いに対する信頼貯金がどんどん失われていく。

育児はできても、仕事ができても、家事がまわっていても。
少しずつ目減りしていく夫婦の信頼貯金を取り戻すのは、ものすごく大変なことです。

育休は取得するだけでなく、こうした「両立のための準備」をすることが大切なのではないでしょうか。

男性のための育休BOOKを広めたい

そうした思いで、男性のための育休BOOKを作ってきました。
そしてBOOKの完成間際。このプロジェクトを知りました。ご縁を頂いて、プロジェクトを主催している湯浅さんからご連絡をいただきました。

ぼくたちが1万部のBOOK発行を検討していた中、湯浅さんは10万部の配布目処をすでに立てていました。

話し合いの末、ぼくたちは一度ほぼ完成していたコンテンツを手放し、ご一緒させていただくことにしました。自分たちだけで進めるよりも、そのほうがより多くの人に想いを届けることができるからです。
ぼくたちが作ってきたコンテンツは、ご一緒させていただくことで冊子に盛り込み、生まれ変わることになります。

いまは、よりよいコンテンツを、圧倒的に多くの人に届けることができるかもしれないと、とても興奮しています。

ただ、正直達成まで時間がないのに、まだまだ足りていません。
育休の取得は人生で何回もあることではありません。だけど、子どもが産まれる瞬間は待ったなしです。「育休を取得したい」「育休を通して父親としてできることをちゃんとやりたい」そう思うパパたちの手に、このパパのための育休冊子を届けたいです。

ご支援いただけたらもちろん嬉しいですが、SNSなどでシェアをしていただくことでもこのプロジェクトに共感してくれる人により届くかもしれません。

ぜひ、応援をよろしくお願いいたします。

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