5分でわかる!「夫が家事育児しない6つの要因」はこれだ!

5分でわかる!「夫が家事育児しない6つの要因」はこれだ!

研究者は、すでに6つの仮説を持っていた!

家事シェアについての研究って、じつは世界中で色々と行われています。
もちろん日本でもいろんな研究がされていて、とくに「夫が家事育児すると、夫婦関係ってよくなるの?」(夫婦関係の満足度との相関)を調べる研究や「なんで、男って家事育児しないわけ?」(家事育児不平等の要因)はたくさんある。

そうした研究の多くが、じつはすでに「夫が家事育児しない不平等の要因ってこれじゃね?」という仮説をなんと6つにしぼっています。
よく「なんで家事シェアが夫とできないんだー??」と悩んだりしますが、研究者の中では「この6つのどれかが問題なんじゃない?」と言われているのです。

なので、今日はこの「夫が家事育児しない、6つの要因」をご紹介します。

①「相対的資源仮説」

収入・学歴・職業的優位など「お前(妻)より俺様(夫)のほうがずっと社会的に優位なんだからね!」という夫婦格差。
そこまで「俺様」じゃなかったとしても「夫のほうが稼いでるから」なんてのは、知らずしらず夫婦ともに思いがちです。

この仮説では「妻の収入が夫よりも勝ったら、夫も家事するようになる」とのこと。
一方で、「家事育児をすればするほど収入が下がるよね」という研究や、「妻の収入が夫を超えると夫の家庭満足度が下がるよね」なんて研究もあったりするので難しいところです。

もしも妻自身が「パパのほうが稼いでるから申し訳ない」と思っているのだとしたら、そのバイアス(思い込み)が家庭の中の不平等感を高めてしまっている要因になってるかも。
「稼ぐ」だけがすべてじゃない。
とくに、育児は父親の関わりが子どもに与える影響だって大きいのだから、なにも申し訳なくなんてないのではないでしょうか。

 

②「時間制約仮説」

いわゆる「長時間労働」だから家にいる時間が男の人って少なすぎるよね。だから家事育児できないんだよ! という仮説。
この仮説は、他の5つの仮説に比べていちばん安定して有力な仮説。
もちろん、家にいる時間が長ければその分だけ家事育児するかというとそうとも言いきれない部分もありますが。
ただ、時間がなければやる気やスキルがあったところで、家事育児できないんだから家事育児参画のための、大前提とも言えるわけです。

 

③「イデオロギー仮説」

イデオロギーとはつまり社会思想のようなこと。
つまり「男は仕事! 女は家事育児!」って思っているかどうかってことです。
内閣府の調査でも、この価値観の変化が見て取れます。調査結果を見ると快く「平等に向かってるね!」とは言いづらそう。

※内閣府調査より

↑ ※内閣府「男性は仕事、女性は家庭」という考え方PDFより

社会的な価値観というのは、空気感として個人の考え方にも影響してくるんじゃないかと思うわけです。
だから、社会的な平等に向けての活動ってとっても大切なわけです。

ただ、夫がこうした伝統的な価値観に縛られている場合、「あー、うちの夫は価値観変えなくちゃダメに違いない」と諦めがち。
だけどじつは、「伝統的な価値観を持っている男性のほうが、家事育児するんだってよ!?」という調査結果もあるので、諦めないほうがいいかもしれません!

 

④「ニーズ仮説」

子どもが産まれたばっかりだったり、子どもの人数が多かったりすると夫の家事参加が高まるんじゃないのって仮説。
つまり家庭内でのニーズが高まると、否応なしに参加せざるを得ないよねということ。

感覚的には、ありそうな仮説です。たしかに産後の大変さなどはここ数年、よく語られるようにもなり、ママのサポートがいかに重要かという認識も増えてきている気がします。あとよく聞くのは、1人のときは大丈夫だったけど、子どもが2人、3人となったらガゼン家庭が回らなくなった、という話。
子どもの人数と、夫の家事育児参加率の調査とかあるんだろうか? まだ調べきれていないけどあるのならぜひ見てみたいなぁ。

家庭内でのニーズの高まりこそ、夫のお尻に火を付ける着火剤となるのかもしれません。

 

⑤「代替資源仮説」

3世代同居家庭など。つまり、パパが頑張らなくても他にできる人がいるよね、という状態の場合。
かく言うぼく自身も、鳥取の実家に帰省すると閉じた貝のように黙って、なにもしません。それは自分の母、祖母、おば、そして妻がフル動員で家事をこなしていくから。むしろ「お前は家事じゃなくて、娘の面倒を見ておけよな」という空気を感じて、動くに動けない。

こうした同居などだと、上の世代の価値観を中心に家庭の秩序がまわっていたりもするので、そう簡単には家庭内のルールを破れないということもありそうです。
だけどね、この習慣が根付いてしまうと、たとえば父母がいなくなって夫婦で暮らすようになったときとか、そこから家事シェアをはじめなくちゃいけなくてすごく大変だと思うんです。

代替資源はありがたいけど、夫婦でいつでも助け合える関係を築いておくってのは大事かもしれませんね。

 

⑥「情緒的関係仮説」

さいごは、情緒的関係。つまり、夫婦の関係がよければ家事育児するよねって説。
ごもっともではありますが、夫婦関係がいいから家事育児するのか、家事育児するから夫婦関係がいいのか、果たしてどちらなのかは気になるところ。

いまのところ、公益財団法人 家計経済研究所の研究結果を見ると家事育児を夫が行うことが、妻からの満足度を上げるという結果になっている。
(妻からの不満が高まった結果、夫の家事育児時間が伸びた、という見方もあり)

個人的には、家事シェアは夫婦の関係を心地よく維持するための手段だよね、と思っている。
頑として「やらない」という夫もいるかもしれないが、それが数十年続いたときの夫婦関係の結果は、あまり心地よいものではなくなっているかもしれない。

 

さいごに

これらの仮説って、どれかひとつが当てはまるってこともなく、それぞれに絡み合っているんだろうとは思います。
ぼくが何よりもおもしろいな、と思ったのはこの仮説の中に「夫の家事スキルの低さ」が入っていないこと。
ぼく自身も夫の家事スキルレベルって、夫婦の家事シェアにおいてあんまり関係ないよなって考えています。

なぜなら、「やる気」がなければスキルがあっても関係ないし、そもそも「やる気」があればスキルはちゃんと向上していくから。
だからスキル向上は「やる気」がある、その心に小さな火種が生まれたパパに対して、継続させるモチベーションとしては重要だろうと。
だけど、スキル向上だけでは、やる気に火を付けるのは難しそうだなと思うわけです。

だからね「家事が苦手だからできないんです。やらないんです」はきっと「家事が苦手だから」が原因じゃない。
他のところに、原因があるのかもしれないと疑ってみてもいいかもしれません。

 

 

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