縦社会を家庭に持ち込むからイクメン疲れしちゃうんだよね

縦社会を家庭に持ち込むからイクメン疲れしちゃうんだよね
”僕は、良い夫であることも、良い夫であろうとすることも、やめました。”
との出だしではじまるオリラジあっちゃんの「中田敦彦 HUMANアップデート中」
イクメンで、かつワークライフバランスも実践しながら家事育児にも仕事にもガンガン取り組んできて、いま、「妻のストレスが最大化した」とのこと。

そして「「いい夫であろうとするフィルター」が働いていた」と。

この気持ち。
わかるなぁ。

ぼくも娘さんが生まれた当時「いい父親、いい夫」でありたいとの想いが強くて、そのせいで逆にイライラしてしまっていた時期がある。
少しでも身体にいいものを妻には食べてほしいと思い、栄養のバランスを考えて手作りのご飯を作ったり。
少しでも快適な状態で産後の時期を過ごしてほしいと思って、合間をみては掃除をしたり。
そして、それを実現するために一生懸命仕事を調整したり。
だって、これって世のママたちが”当たり前に”やってることでしょ?って。思ってた。
でもある時妻から言われたんです。

「家事するよりも、私たちとちゃんと過ごして欲しい」と。

「ちゃんと過ごす」ってのは何かを「やってくれること」ではない。

できなかったことを「できなかったね」って笑い合えることなんだって。ぼくはその時に思った。

とにかく男性は学生時代から徹底した縦社会に放り込まれて、その中で人間関係を養う経験をする。学生時代に部活で女子の先輩後輩が友達のように仲良く関係を築いていくのを傍目に見ながら、たった1歳の年齢差があるだけで絶対に超えてはいけない壁をお互いに作っている男子の先輩後輩関係とはずいぶんと違うもんだなって思ってた。

この関係は社会に出ても変わらず、年齢が役職や立場になっただけで、先輩・上司・取引先・お客様の言うことは”絶対”である感覚が強い。
とにかく相手の”ニーズ”を探り、相手の”ニーズ”に即した言動をとろうとする。
この縦社会関係を、そのまま男性は家庭の中に持ち込む。

イクメンだろうと、定年後の生活だろうとそれは同じで、「妻様様!」「妻に感謝!」「ママはやっぱりすごい!」「ママにはかないません!」「ママのニーズに即した家事育児を!」と崇め奉るか、「家事育児はお前の仕事だろ!」とマウントするか。
いやぁ。
極端。極端すぎるし、誤解を恐れずに言えば短絡的すぎる。
”「結婚して6年、彼女の要求にすべて応えてきた。趣味の自転車も捨てたし、たばこをやめたし、自動車の免許を取りに行ったし、住む場所も住まいのサイズもインテリアも、彼女の望み通りにしてきた。自分を変えてきた結婚生活だったのに、妻は何が不満なんだ!」
 「僕はどう考えても悪くない夫だ。妻の望みをかなえようと、仕事が終わればすぐに帰宅するし、連絡もする。子どもと一緒に風呂に入り、子どもも犬すら一緒に寝る。潤沢に家計を回し、ギャンブルも女性遊びもしない!」”
確かにね、この感覚で何年も生活していたら共に生活している相手は「妻」じゃなくて「取引先」だよね。そりゃストレスも溜まる。
僕自身、妻に言われるまでこうした気持ちで家事をしてた。

「妻のニーズにパーフェクトに応えよう!」って。
でも、結局相手のニーズなんて読み違えてた。こっちで勝手に想定して、想像して「良かれと思いこんで」やっていた。
それ自体が悪いわけじゃないけど、「妻のニーズに応える」のが自分も含めた家族にとって最良の選択かどうかはかなり怪しい。
生活や子育てって妻のためにするもんじゃない。
できたことややったことをリスト化して、加点していって承認欲求を満たそうとするよりも、できなかったことを「できなかったね」って笑い合える関係でいることのほうが、僕にとっては大切な気がする。
人にもよるけど、妻や女性から夫や男性が見習うべきなのは、家事や育児のやり方なんかじゃなくて。
縦社会じゃない人間関係の築き方なんじゃないだろうか。
先輩後輩、上司に新入社員。そんな例えをすると男性に伝わりやすかったりするけど、いつまでもそんな例えをしていると体育会系の夫婦関係のままになっちゃう気がする。
ぼくは、そうではない、横で繋がったパートナーシップを妻とは築いていきたいと思う。

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