話題の「うちのインティライミ」と家族ビジョンのすり合わせ

最近話題のハッシュタグ。#うちのインティライミを知ってますか?
コウノトリというドラマでナオト・インティライミが演じた役が、「俺も育児手伝うよ」と言って「お前の子どもだよ」と怒られるというシーンがあったそう。
そのシーンにちなみ、わが家の自称イクメン、空回りな夫の言動を投稿するハッシュタグがこの「#うちのインティライミ」
NPO法人マドレボニータで出している産後白書によれば、産後に離婚の二文字が浮かんだことがある女性はなんと52%!!
実に2人に1人以上が夫との離婚を考えたことがあるとの調査結果です。
でも、これをパパに言ってもわりと驚きこそすれど、自分は関係ないと思っている感じ。ま、そりゃそうですよね。何と言っても、自覚の無さこそが最大の原因なわけだから。
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よくありそうだな、と思ったツイートをピックアップ
里帰りもお手伝いもなしで夫婦で産褥期を乗り切ろう!と話し合って出産したはいいが、家事は「やり方がわからない」、育児は「こわい」と言ってしない。
唯一できる食事の買い出しは「俺はお腹空いてない」と言ってやらない。
空腹に耐えた産後の2週間…。— ジジ (@jiji589) 2017年10月21日
#うちのインティライミ
娘が歩き始めの時、私は心配で目が離せなくて、でも夫は家事何もしないから「パパ、娘見ててね」と言いながらもチラチラ娘を見ながら料理してて、ふと目を離した一瞬で娘がゴチンとテーブルの角に頭をぶつけてアザ作った時、夫はスマホでゲームしてた。マジで離婚を考えた。— 働く幼稚園ママはるこ (@WMnosakebi) 2017年10月21日
夜泣きがひどかった次の日の朝に必ず「昨日夜泣きすごかったねー!俺も起きちゃったよー。」って報告してくるからイラつきながら「どうもすみませんでした!」っていったら「いいよ、いいよー」って言うティライミ。
— たら子 (@harapeko_tarako) 2017年10月21日
すごいよ!たぶん問題なのは、上記パパ達は自分の何が悪いのか、何がママを苛立たせているのかさっぱり解っていないんだろうってこと。
そしてたぶん、説明されてもピンとこないし、このツイートを見ても「自分のことではない」と思うであろうこと。
育児中は自分のことしか目に入らない
育児中、特に子どもが小さい時ってとにかく余裕がなくなります。
余裕がなくなった時、夫婦の見ている方向が違うとつまらないすれ違いが増えてきちゃう。
余裕がある時はいいんです。理性的に話し合えたり、譲り合ったりできるから(できるよね?)。
だから夫婦の目線をや方向をすり合わせしておくってとにかく大切。
いわゆるビジョン→ミッションみたいなものとも言えるかもしれない。
インティライミを生み出さない一歩として家族ビジョンと夫婦ミッションを擦り合わせよ!
何となく「子どもが明るく健康に育つように」「家族がみんな幸せであるように」とかのふんわりしたビジョンは夫婦で共通していると思います。
でも、それだけじゃ不十分。
そこに向かう道筋や、それに向けて大切にしている価値観が違うから。もう少しそのビジョン達成のために必要なミッションを具体化させておかないといけません。
「子どもが明るく健康に育つように」だったら「明るく」と「健康」を実現するためにやるべきことがあるはずです。
それは「明るく」育つためには「夫婦がイライラ喧嘩しない」が必要かもしれない。「喧嘩しない」ためには「お互いが相手が楽になれることを意識しながら家事育児を協力し合う」とか「不満は小さいうちに、感情的にならずに話し合ってお互いの妥協点を探す」ことが必要かもしれない。
例えばわが家は「親の健康」が何よりの重要事項。なぜなら僕たちが体調不良になったら娘さんの看病もできなくて、結果的に娘さんの健康に被害がでるから。それに、親が不健康だと日常的なイライラもたまる、仕事も滞る、子どもにゆとりを持って接せられない。など、とにかくデメリットしか無い。
ある意味では子どもの健康よりも、クリティカルなマイナスになりかねないのが親の健康。
そんな「親の健康」のために「親がしっかり睡眠をとる」が必要です。そして、そのためには「娘さんがなる早で長時間眠れるようにする」「夜泣きは交代性にしてお互い睡眠を確保する」が必須でした。そして「夜泣きしなくなる」ために「よる寝る時間、朝起きる時間のリズムを一定にする」を徹底。それがいまだに習慣になっています(もう夜泣きもとっくにしませんが)。
さいごに
どうしても「自分が何をした」「自分が何をしている」ということに目が行きがちになります。
でも、家族を大切に楽しもうと思えば「家族がどうなった」の方が圧倒的に大切。
そこらへんは腹くくりの問題だと思うんです。
「自分が」ばかりに目が行くうちは「家族である」「家庭を営んでいる」という腹くくりができていないんです。
ちゃんと腹をくくれたら必ず「自分が」も認めてもらえるし、大事にできるようにもなる。
だから、まずは家族であることに腹をくくろう!
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