子どものお片づけ習慣を身につけるたった一つのルールの作り方

子どものお片づけを習慣化させたいってよく思います。
そもそも習慣化って、決まったトリガー(引き金)があるから自然とアクション(片付け)に繋がる。このトリガーをどうやって決めるかがうまくいくと、片付け習慣も反復練習しやすくなると思うのです。
ということで、ありがちな「片付けなさい!」タイミング2つのNG。
お片づけ習慣を身につけるためのベストルール。について。
Contents
きょうの家族言
※きょうの家族言は家族に関するひとり言みたいなものです。エントリとは関係ありません(*´ω`*)
最近は「お仕事」と言う言葉でやる気をメキメキ発揮させている娘さん。
彼女のお仕事は自分のパジャマの出し入れ。
お風呂上がりにパジャマ用の引出しから持ってくることと、着替え終わったらそれを引き出しに片付けること。
だいたい機嫌よくやってくれるのですが、当然気乗りしない時も。
そんな時は「これは君の大切なお仕事だよ」と言うと「これは◯ちゃんのお仕事だから!」と言いながらパジャマを出し入れしてくれる。
と、書いていて気がついたのですがちょっと前まで「パジャマとってきて」と言うと「もー、パパ自分でやって!」とたまに怒られていたのですが(2歳半恐るべし!)、「お仕事」と言うようになってからはそれがなくなりました(今だけかな?)。
お片づけ習慣習得のためのベストタイミング
常日頃から、ママ向けの講座などでは「(夫に対して)場当たり的な支持(家事のお願いなど)はしちゃダメですよ」とお話しをしていますが。
最近はそれって子どもに対しても同じだよなと思うようになりました。
やっぱりやるべきタイミングを子どもとも共有しておくことは、習慣化のためにはとても大切です。
そこで、今日は、
ありがちな「片付けなさい!」タイミング2つのNG。
お片づけ習慣を身につけるためのベストルール。
について。
これダメ!な「片付けなさい!」タイミング
NG1>何となく目についたから、イライラしてる時「片付けなさい!」と言ってしまう
子どもに対して「片付けなさい!」と言う時、ちゃんと決まったタイミングで習慣化させるようにしているでしょうか。
意外と自分が気になった時やイライラしている時なんかに言ってしまっている場合もあるのではないでしょうか。
単純な話し、子どもは片付けをする理由が解っていません。
大人みたいに「片付けたほうが気持ちいいでしょ」「片付けないと危ないよ」なんて言っても意味不明です。なぜなら「片付いてる方が気持ちがいい」も「危ない」も経験則から来る価値観だから。
片付いている方が気持ちがいい経験を特にしていない。片付いていなくて危ない思いをした経験が圧倒的に少ない子どもにはそんな価値観は伝わらない。
つまり、親が「片付けるべき」と思ったタイミングでただ言い続けるのは子どもにとっては、
「言われたから片付ける」と言う片付けの価値観につながっていく。
もう一つ、「片付けないと怒られる」と言う経験は圧倒的に増えていきます。
だから子どもにとって片付けるタイミングは「親に言われた時」。
察しのいい子だったら「怒られないように」片付けている。
だから、片付けを習慣化させるためには片付けをするタイミングをブレずに伝え続ける必要があります。
NG2>〇〇が終わったら片付けよう!
「いやいや、うちはちゃんと遊び終わったら片付けるように言ってますよ」
と言うパパさん、ママさん!
実は「終わったら片付ける」はタイミングが決まっているようで、決まっていないんです。
わが家では毎晩娘さんとこんなやり取りをしていました。
お風呂前のスマホやオモチャ
ご飯が食べ終わって、洗い物や翌日の保育園の準備などを親がしている間。
娘さんは一日の最大の楽しみ「YouTube」を見られる時間です。(最近は1人おままごとも楽しい様子)
洗い物が終わり、お風呂の準備ができたらすぐにお風呂の時間です。
でも、娘さんはもっと遊んでいたい。
「もうオシマイ!お片付けして!」と言っても「まだ見てるでしょ!」と言い返される始末。
でも日によっては「もうオシマイー」と自分からお片づけしたりする時もある。
終わりのタイミングは本人の中にしかない!
お風呂だけじゃなく、寝る時もそう。パッと切り上げる時もあれば、いつまでも遊びをやめない時もある。大人は時間を見て行動しているので「もう9時になるから寝ないと」と考える。でも、まだ時間をちゃんと理解していない娘さんにそれを説明するのが難しい。
で、ふと思ったのです。
遊び終わったかどうかは、彼女の中にしかない
ごく当たり前のことなんですが(苦笑)
つまり彼女にしてみたら「意味わかんないタイミングで、いきなり遊ぶの終わりって言われても困る」なんです。
お風呂の前は??
そこで「お風呂の前はどうするんだっけ?」と聞いてみた所。
にやにや〜っと笑う。
「あ、こいつ解ってるな」と確信して「お風呂の前は携帯オシマイだよ」を繰り返すようにしました。
「〇〇する前にお片づけしよう!」は習慣化させやすい!
「終わったら片付けよう」は大人でも意外と守れないものです。
「仕事が終わったら片付けよう」と思っていても、「後でまた使うしな」はよくある。
「ごはん食べ終わったら洗い物して」だって「もうちょっとゆっくりしてから」とか言ってるとイライラしてくる。
だから「仕事が終わったら」じゃなくて「ご飯の前には片付けよう」。
「ごはん食べ終わったら」じゃなくて「お風呂の前には(眠る前には)」。
お出かけの前にはお片づけしよう
お風呂の前にはお片付けしよう
眠る前にはお片付けしよう
そんな風にルールを明確化してあげることで、子どもにとっても(大人にとっても?)わかりやすくなるんじゃないでしょうか。
これは別にお片づけに限らず、例えば寝る前に絵本を読む、とかご飯の前にエプロンするとか、「〇〇する前に〇〇する」は自然と習慣化させやすいのです。
さいごに
子どもなので、うまくノッてくれる時もあれば、ノッてくれない時も当然あります。
でも「お風呂の前は携帯オシマイ」や「(お風呂上がり)遊ぶ前にお着替え、歯磨きする」など、ルールはしっかりと理解してくれています。
親はこの「ルールを決める」ことと「ルールを徹底する」が大切なように思います。
そしてルールはシンプルで解りやすい方がいい。
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