「ジュースはバカになるから飲んじゃダメ」イクメン夫婦はなぜ喧嘩するのか?

「ジュースはバカになるから飲んじゃダメ」イクメン夫婦はなぜ喧嘩するのか?

子どもにジュースを飲ませるかどうか、が暗喩する夫婦の教育観や価値観のすれ違い。
イクメンであるほどにこのすれ違いは埋まり難い溝として、夫婦関係に亀裂を生むようです。
フロイトのこんな言葉が、その原因に答えを導き出してくれるかもしれません。

きょうの家族言

例えお腹がいっぱいでも、ご飯をつくらなくちゃいけない。
そんな時に”家族“(特に子ども)の存在を実感します。
「仕事が忙しいのに」とか「ご飯をつくる時間になったから」とかよりも「お腹がいっぱいなのに」作らなくちゃって時の方が、より強く感じるのはなんでだろう?

同じように体調が悪い時「もう眠くはないのに」眠っていなくちゃって時に、体調の悪さを実感します。

きっと直接の欲望が満たされているのに、それを実行するってのはよっぽど理性の力を必要とするんだろうな。

イクメン夫婦のドロ沼ケンカ

講談社次長逮捕を受けて、育児・教育ジャーナリストのおおたとしまささんがこんなインタビューを受けていました。

講談社次長の逮捕で考える…イクメン幻想と、夫婦トラブルのドロ沼化

昔は、仕事で忙しかった夫は妻に家事育児を任せっぱなし。
それは、コミットしないという反面、妻に信頼をおいて任せているということでもあった。
つまり、妻の子育ての方針など大きなところでは口出しをしてこなかった。
しかし夫がイクメンをするほど、妻の子育て方針に口を出すようにもなる。
そうすることによる、夫婦のイザコザが生まれているということだ。

ジュースはバカになるから飲んじゃダメ?

上記のおおたさんインタビューにも出てきますが「天然ジュース」には僕もちょっと思い出、と言うかショックなことがありました。

以前お会いした子連れのママさん。
そのお子さんに簡単なおもてなしとして100%のオレンジジュース(パック)をお出ししました。
しばらくして、子どもがそのジュースを「飲みたい」と言ったところ、
「(ジュース飲むと)バカになるから飲んじゃダメだよ」
と。
これには驚いた。
正直、自分の妻がこういった価値観の持ち主でなくてよかったとすら思いました。

似た者同士は敵意を抱く!

これらをうけて、最近読んでいる「ORIGINALS〜誰もが”人と違うこと”ができる時代」という本の一節を思い出しました。
その本の中で「“似た者同士”だから敵意を抱く」とあります。
共通の目標が異なるグループを結びつけている、と私たちは考えるものだが、実際には、共通の目標がグループを分裂させてしまうことが多い。
(中略)
フロイトが示したように、「非常に似通っている者同士のわずかな違いこそが、互いのあいだに違和感や敵意といった感情を生み出す原因になっている」
「ORIGINALS〜誰もが”人と違うこと”ができる時代」
 つまり、イクメンになったことで「育児へのコミットという共通の目標を持つ夫婦」としての一体感が高まるはずだと考えがち。
だけど、そのためにとる手段までも同じになるとは限らない。
例えば天然ジュースへの考え方。
「子どものために」という思いは夫婦共に同じはず。
でも「ジュースは糖分が多くて身体によくないから飲ませない」という手段をとるのか。
それとも「公の場で自分だけジュースをもらえない疎外感を子どもに感じさせたくないから、たまにはいいんじゃないか」という手段をとるのか。
この一見どっちでもよさそうな違いこそが、ケンカの火種になる。
むしろ目的は「子どものために」でも「環境のために」でも「ダイエットのために」でも何でもいいけど「ジュースを飲ませない」と言う手段が同じ方が仲良くなれる。

 妥協する時

何か意見のすれ違いがあって妥協しなくてはならない時。
例えば「焼肉をガッツリ食べたい」夫と「カフェで軽く済ませたい」妻。
夫の目的は「ガッツリ食べたい」。妻の目的は「軽く済ませたい」。この場合お互いに擦り寄ることは難しそう。
もし夫が譲るとしたら「最近太ってきたし、まぁダイエットだと思って今日はカフェにするか」と目的を変えることが妥協案を認めるポイントになる

どうしたら歩み寄り合えるのか

他者の価値観を変えさせるのはむずかしいが、自分たちの価値観と相手がすでにもっている価値観 の共通点を探し、結びつけるほうがずっと簡単
「ORIGINALS〜誰もが”人と違うこと”ができる時代」

どうしてもジュースを飲ませたくないなら「バカになるから飲ませない」よりは「虫歯があるから」とか「太ってきたから」というように相手にとって納得の行く目的を探すことは有効かもしれません。

さいごに

子どもに対しての教育観の違いは、どんな夫婦でもあります。
夫がイクメンになり、家庭にコミットするようになることで、夫婦は「似た者同士」になっていく。

つまり意見のすれ違いが増えるのは当然のこと。

だからこそ、目的論だけで話すのではなく、その手段に対してお互いの納得がいく目的を探しあった方がよっぽど建設的かもしれません。

講座情報

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開催日時:1回目 10月14日(土)14:00〜16:00
2回目 10月29日(日)10:00〜12:00
※単発でも受講可能です
開催場所:東京都国分寺市 ひかりプラザ
内容:国分寺で子育てをするパパ同士の繋がりってありますか?子育ては地元に足場を作る最高のキッカケ。
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◆10月14日 「忙しいパパは家事なんてできない!?両立パパを目指すダンカジ(男・段取り)術
◆10月29日 「面倒な!?コミュニケーションを楽しくする!夫婦交渉術」
お申込サイト:国分寺市男女平等推進センター
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~夫婦のパートナーシップ向上が、仕事も暮らしもハッピーになる鍵!~】

開催日時:10月14日(土)10:00〜12:00
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開催日時:10月22日(日)10:00〜12:00
開催場所:東京都江東区 男女共同参画推進センター(パルシティ江東内)3階第1・2研修室
内容:「夫婦でわが家の未来について話し合う機会なんてなかなかない!しかも何を話したらいいのかよくわからない。」
なんてご夫婦に夫婦での快適コミュニケーションのとり方を伝授!話題の「夫婦が本音で話せる魔法のシート」を活用したワークも行います!

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チラシ:PDF
■【育休復帰後の片付け&収納術セミナー】

開催日時:11月18日(土)10:00〜12:00
開催場所:男女共同参画センター横浜 2 階セミナールーム 2・3
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