マイホーム購入は今の時代ナンセンス?〜働く君に伝えたい「お金」の教養を読んで〜

マイホーム購入は今の時代ナンセンス?〜働く君に伝えたい「お金」の教養を読んで〜

ぼくにとって家とは「投資的価値」云々ではなく「暮らしやすさ」が一番大切。
働く君に伝えたい「お金」の教養/出口治明著と言う名著を読んで、改めてそのことに気が付きました。
知っているようで、意外と無学のまま来たお金についてを20代に向けてわかりやすく書いてある本。20代だけでなく、税金やお金、投資などについてわかりやすく理解するためにお勧めの一冊です。

きょうの家族言

朝、保育園に送って行く時、小石を拾ったり水たまりを眺めたりで全然前に進まない。
そこでいつも「保育園の場所はどこ?」と聞くんです。すると「こっちー!」と喜々として教えてくれる。
今朝も小石で遊びはじめた娘さん。
そこで必殺「保育園どこ?」と聞くと「知らないのー?」と言いながらやれやれって感じで渋々案内してくれました。
いや、知らないわけじゃないんだけど。。。

マイホーム購入は今の時代ナンセンス?

働く君に伝えたい「お金」の教養/出口治明著を読みました。

ライフネット生命の出口治明氏が、20代の若者から心配事を質問されて、それに講義風に答えていく、という会話形式でできている本です。

お金の話しって、意外に学校で教わるわけでも、親から教わって来たわけでもない。
自分の経験の中で学んだ、と言うより学ぶことなく実践してきた、という方が正しい。
でも、僕自身子どもが生まれて大きく変わった(意識をし始めた)のがお金についての考え方です。

わが家は全然裕福家庭ではないですが、共働きでふたりとも稼いでいるので、そのお金をどうやって運用するか、娘さんのためにどう使うかを考えるようになりました。

この本によると、お金には3つの使い方「財産三分法」があるとのこと。
・財布→日常で使うお金
・投資→なくなっても良いお金(金銭的投資、自己への投資などリターンを期待できる物事に対して使うお金)
・預金→流動性の高いお金

そして、話しはお金の使い方から、マイホーム購入についての話しへ。

 

マイホーム神話に騙されるな

現在2〜30代の人達の親世代。5〜60代くらいの世代は「マイホーム購入」と言う一番の消費活動に向けてお金をため、借金をし、がんばって働いてきていた。
そうやってがんばって購入した、マイホームには2つの意味が含まれています。

投資としてのマイホーム。
終の棲家としてのマイホーム。

バブル世代の人達にとってマイホームとは、上記2つの意味を持ち合わせつつ、投資としての価値も大いに高い買い物だった。

以前は、土地を買えば値上がりすることが当たり前でした。
だからこそ、長期でローンを組むメリットがあったのです。
払い終わるころ、買ったときより値段が上がっているわけですから、「投資」としても優れていたのです。

ところが、今は払い終わるころには地価も物件の価値も二束三文になっているかもしれない。と出口氏は言います。

出口氏が若者にマイホーム購入をススメないのには4つの理由があります。

①自分の流動性が下がる
②家族形態の変化に合わせられない
③成長性のなさ
④空き家の多さと買い手の不在

特にぼくは①と②に注目をしました。

マイホームを購入すると自分の流動性が下がる

マイホーム購入で失われる流動性は大きく2つあります。

・土地に縛られる。
・ローンに縛られる。

マイホームの購入はわが家の経済事情から考えれば一生に一度あるか、ないかの買い物になります(なさそうな気もするけど)。
一旦購入することになれば、そこから動くことはできません。
仕事を変えることになったとしても、遠くの土地での職場には就職が難しい。
例えば、鎌倉や湘南で今とは全く違ったライフスタイルで生活したい!となってもそう簡単に引越しはできない。
子どもにとってこの土地が居づらい場所になってしまった(例えば深刻なイジメを受けているなど)。または子どもに与えてあげたい環境(学校)が遠くにある。
そんな場合にも「家族で引っ越そう!」とはならない。

これだけフレシキブルな働き方が増えてきた今、土地に縛られることは自分たちのライフスタイルにマッチしているかどうかは、考えなくてはいけないと思います。

同じく、多額のローンがあれば新しいチャレンジにも消極的になるでしょう。

「新しいチャレンジなんてしないし、いまの土地が自分たちにとっては最良の地でここから出るなんて考えたこともない」
と思うかどうかは、その家庭ごとの価値観によるのだと思います。

 

マイホームを購入すると家族形態の変化に合わせられない

これも大きな課題だと考えられます。
いつの段階で家を購入するのか、によって必要な家の広さや間取りは結構変わるんです。
夫婦2人暮らしの時代に購入した家が、子どもが生まれたことで将来手狭になりそうだ。
子どもも1人から2人。3人までは想像もしてなかった。
もろもろ諸事情があり2世帯同居になりました。

事実、モヨウ替えで伺うご家庭の多くがこのような事情で住替えを検討したり、モヨウ替えで解決したいと考えています。

なら広い、リフォームもできるような間取りに住めばいいのか?
例えば3階建ての戸建て住居など、子どもが巣立った後、夫婦2人暮らしには広すぎたり階段の昇り降りが辛くなったり。

広すぎる住居は、意外と持て余してしまうものです。

それじゃあ、売ってもっと小さな部屋に引っ越したらいい。
とはなかなか行かないのは、出口氏がマイホーム購入をススメない③、④の理由を見れば明らかです。

マイホーム購入なら中古物件がオススメ?

とは言え、長年インテリアの仕事に関わって来ている身としては「愛着を持って、自分たち好みの空間に住まう」ことの価値は、何とも言えないほどの素晴らしい価値があるとも思う。

建築家と数年かけて、徹底的に自分たち好みの家を建てる。
これは憧れですらあります。

つまり、マイホーム購入の時に、ぼく達世代が捨てなくてはいけない価値観。
それは、「投資としてのマイホーム」という価値観。
よほど、都心の一等地に購入するとか、これから確実に土地の価格が上がるであろう場所に目をつけて購入するならいざしらず、購入のための後押し(イイワケ)として「投資的価値もあるもんな」と言うのは、どうも後で後悔しそう。

それよりは「終の棲家」として、もしくは「これからの数十年を心地よく、快適に住まうための空間」として家を選ぶのは大いに価値があると思う。

先日調布で行った不動産屋さんとのコラボ講座でも「子育て世代にお勧めの購入物件は中古物件」と言う話がありました。

古くてもリノベーションが自由にできる物件を安く購入し、そこを住みやすく作り変えていく。

そんな物件との付き合い方もあるんですよね。

さいごに

ぼくにとって家とは「住む」ものです(当たり前か)。
そんなぼくにとって家が持つ意味は「投資的価値」 ではなくて「暮らしやすさ」
リラックスして、家族みんなでワイワイと過ごすその場所は、そこに住む家族にとってどのような空間なのかが、一番大切なんです。

そういった住み心地の良さのために、住替えもあるし、模様替えもあります。
マイホームの購入がいいとか、悪いということではなくその目的をどう持つか、それが家選びには欠かせないことなのです。

 

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