男性の家事時間が短いことって”課題“ではないよね

男性の家事時間が短いことって”課題“ではないよね

男性の家事育児時間がとっても低い。
だから、家事育児時間をもっと増やさなきゃ!ってのはわかる。
でも、本当の課題は男性の家事育児時間が短いこと、ではない。
短い、の先にあることを意識しておかないと男性の暮らし方改革はできないと思うのです。

きょうの家族言

妻娘のためにご飯をつくるのが好き。
晩ごはんのことを考え始める17時頃になると「面倒くせーなぁ」なんて思うけど、メニューが決まって作り始めちゃえば楽しくなる。
メニューが決まらないときが一番シンドイんです。
わが家はみんなが「うまいうまい」って言いながら食ってくれるので、より楽しくなるのかもしれません。

第2回、専門調査委レビュー

先日、2回目の内閣府「男性の暮らし方・意識の変革に関する調査会」が開催されました。
議題のひとつ目が液体ミルクの是非について。

なぜ、液体ミルク検討がこの会議で話し合われなくてはならないのか?
正直さっぱりわかりませんが、どうやら「手軽に使える液体ミルクが一般に広まれば男性の育児参加がアップするのではないか」という事らしい。

けど、もし男性の育児参加が促されたとしても、微々たるものです。
そんなに粉ミルクを作ることが、男性の育児参加の障壁になっているわけがない。

そもそも、液体ミルクを使う男性は、そもそも粉ミルクだって使うだろう。

この会議の半分の時間が、液体ミルクについてのプレゼンに当てられました。
ちなみに、液体ミルクが広まるために制度を整えることや、その物自体にはぼく個人としては賛成です。

手軽だし、災害時にも役立つ。
お出かけに最適なのはもちろん、夜中のミルクにも大いに役立ちます。

ただ、この場で議論する議題ではないよなって思う。

男性の家事時間が短いことって問題なのか?

この会議の目標は男性の家事育児時間の向上です。
でも、そもそも男性の家事育児時間が短いこと、それ自体が問題なのだろうか?

問題は、男性の家事育児時間が短いことではなく、短いことで一体何が起こっているか、が問題なのだと思うのです。

つまり、短い家事育児時間は現象であり、イシューではないのではないかと。

それじゃあ、課題になるのはいったいなにか?

一番の課題は、女性に家事育児の負担が全部のしかかってしまっていること。
そのことにより、女性が家事育児以外の社会進出や自己実現をするためのゆとりを持つことができていない、それがまず一番大きな課題です。

そしてもう一つ、男性が家事育児にたずさわらないことで、家庭内での役割(=居場所)がなくなってしまうこと。
また、コミュニケーションの機会を失ってしまうこと。
それによって、 女性の愛情曲線で示されるように女性からの愛情や関心が失われて行ってしまう。

相関関係がハッキリしたデータは持っていないのですが、その結果離婚(熟年離婚)に繋がっている可能性もあるかもしれない。

また、男性の家事スキルの低さは、妻が元気な時はまかなってもらっているのが、妻が元気でなくなったり、老後先に亡くなったりした場合にその生活力のなさが課題として顕在化する。
いや、もう少し手前の定年後の暮らしの中でも、家庭内の「お荷物」という意味において課題は顕在化するのかもしれない。

 

つまり課題は?

・女性に家事育児介護の負荷が偏りすぎて、社会進出、自己実現などにおけるゆとりある生き方を妨げるレベルであること。

・男性の家庭内の役割喪失(稼いでくる、は家庭内の役割として容認されづらい。なぜなら目に見えないから)による、家庭内孤立化の可能性。

・男性の生活力の無さが、老後の自活力の無さに繋がる。

これらの課題を解決するための一手として、男性の家事育児時間の向上は効果的なのだろう。
でも男性の家事育児時間の向上以外にも、家事アウトソーシングを一般化することなどもこれらの課題を解決する手立てになる。

 

さいごに

男性の家事育児時間の向上は、とても大切。
だけど、本当の課題は男性の家事育児時間が短いことではなくて、そのことによって起こる歪みにこそある。

そのことを改めて思わないと、男性の暮らし方改革はできないと思うのです。

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