産後クライシスは夫婦コミュニケーションでは解決しない!?

「産後クライシスの原因は夫婦コミュニケーションではないのではないか?」という記事を読みました。
確かに夫婦関係の悪化は、産後クライシスの原因ではなくて結果のひとつだと思います。
本当に、産後クライシスは夫婦コミュニケーションでは解決しないのでしょうか??
Contents
きょうの家族言
怒られた時の娘さんの態度がいつの間にかすっかり一人前です。
肘をついて、そっぽを向いて膨れてる。
笑顔で話しかけても「いや!」と言って相手をしてくれない。
いったいどこで、そんな仕草を身につけてくるんだろうか。
これって、人間が持って生まれた普遍的な、不機嫌の表現なんだろうか。
産後クライシスは夫婦コミュニケーションでは解決しない!?
筆者も産後クライシスをしっかり体験したので、よく分かります。
夫との会話がなくなり、いらだちのために、結婚指輪を投げつけたり、ドアを蹴って穴をあけたりしました。夫は、さぞ恐ろしかったことでしょう。
実は筆者は、産後クライシスの原因は夫婦関係ではないと考えています。
児童虐待と同じく、問題の核は、ママが孤独に、高いストレスにさらされていることなのではないでしょうか。
産後クライシスの原因は夫婦関係ではない。
確かに、夫婦関係が原因なわけではなくて、産後クライシスの結果(現象)のひとつとして、夫婦関係の悪化があるように思います。
産後のママは、生理的激変・環境的激変にさらされます。
(1)ホルモンバランスの変化
(2)睡眠不足
(3)生活の大きな変化
(4)慣れない育児
(5)物事が自分の思った通りに進まないストレス
(6)孤立
この時期、身近な夫や実母・義母、第1子に対してイライラが起こってしまうことは、ストレスが限界を超えているという、心と体からの緊急アラームなのです。
夫婦関係の改善よりもまずは、以下のことを心がけるようにしましょう。
産後クライシス時にわざわざ「夫婦関係を改善」はしなくてもいいよね
ホルモンバランスの変化や、環境の変化によって普段なら気にならないことが気になってしまったり、イラッとしてしまったりする。
そういうことが増えてくるのだと思います。
たしかに、そんな大変な時期にわざわざ夫婦関係の改善をしなくてもいいと思う。
だけど、そんな時だからこそ夫婦のコミュニケーションで解決できることって多いんじゃないかとも思うわけです。
産後のコミュニケーションはパパが知っておくべき解決策!
ママがそんな風にピリピリしたり、いつもと様子が違う。
そんな状況を目の当たりにした時に、パパができることのひとつこそが、夫婦コミュニケーションを積極的にすること。
ママが睡眠をとる。
これだって、パパの協力がないとなかなか取れない。
パパの仕事が忙しいからと気遣って、別室で寝たり、パパを起こさないようにしたりする夫婦も多い。
でも、たまには交代にしたり、パパに数時間お願いしたっていいんです。
ママからは言い出しづらいかもしれません。
だからこそ、夫から積極的にコミュニケーションを取ることで、ママのニーズをちゃんと引き出してあげる必要があるのです。
さいごに!
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