実家に帰省時感じた。妻は嫁タスクを完璧にこなす嫁。ではなくて家族の潤滑剤になっているプロマネだった!
実家に帰省時感じた。妻は嫁タスクを完璧にこなす嫁。ではなくて家族の潤滑剤になっているプロマネだった!
■きょうの家族言
帰りが遅くなったらお弁当。
そんな日も結構あります。
無理をし過ぎないことが大切だと感じます。
■夫の実家に帰省すること
わが家も先週、鳥取の実家に家族で帰省していました。
ぼくも妻も、娘さんものびのび過ごし、妻に至っては「もっとのんびり長居したかった!」と言うほど。
ぼく自身がそんな妻を少し不思議に思うほど、家族と馴染みまくっている妻。
ここの記事に書いてあることが、比較的マジョリティの意見だとすれば、とんでもない程のマイノリティです。
そんな中、うちの妻に対してぼくが思ったことがあります。
もはや、妻は嫁タスクを完璧にこなす嫁。ではなくて家族の潤滑剤になっているプロマネだ。
と言うこと。
なぜそう思ったのかを振り返ってみます。
■妻が実家のプロマネになっていると感じたこと
まず大前提として、うちの実家は結構古い考えが残っている家庭です。
男性陣は、掃除・洗濯・料理などの家事について一切やることを求められません。
むしろ「台所には入らなくていいよ」くらいな感じです。
もちろん、テーブルを拭くとか食卓の準備なんかもやらなくてもいい、と言う感じ。
テーブルを拭いたりすれば「老人をいたわる優しい子」と言う大げさな称号をゲットすることができます。
そう、うちの実家においては男性の家事参加は当たり前ではなく老人介護の領域にまで踏み込むのです。
そんな実家ですから、むしろぼくが積極的に家事をやりだすと、妻が白い目で見られかねない。
なのでぼくは娘さんの面倒を見るとか、祖母の目の届かない寝室に布団を準備するとかでわずかに対応します。
そういった事情をいち早く理解した妻。
「実家に帰省時の方が家事してるかも」と言うくらいアクティブに動き出します。
家にいる時よりもアクティブに家事してるんだから、グッタリヘトヘトに疲れて「もうあなたの実家には帰省したくない」となりそうなものですが、「冬の鳥取も見ておきたい!」と正月にまで帰ろうとするくらいです。
・楽しむ姿勢が家族に伝わる
妻を見ていて何よりも感じたのは帰省を楽しんでいると言うことです。
娘さんの可愛さを家族にいっぱいアピールしたり、ご飯をたらふく食べたり、祖母との会話を楽しんだり。
そういった一つひとつが、うちの家族から見た時に「かわいい娘がひとりできた!」と喜びに繋がっているように感じます。
・帰省時にやるべきことを見定めている!
実家への帰省の目的は、
「娘さんの顔を見せる」
「お盆の準備を学ぶ」
この2点。
見ていると、この2点だけに集中して、後は結構自由に過ごしているように感じました。
あらゆることに気を使って、全てを帰省先のルールに合わせようと思うとかなりシンドい。
ですが、ポイントさえ絞って、しかもそれについては積極的にアプローチをかけていくことで実家の父母、祖母からの評価はむちゃくちゃ高いのです。
特にお盆の準備に関しては、メモを取ったり昨年の経験を活かして先回りしたりとまるで仕事をこなすかのよう。
おはぎのつくり方を教えてもらったり、ボンボリを飾ったり、仏壇をお盆用にセッティングし直したり。
その姿が、家族から見たらとても嬉しいものにうつるようです。
・自分の求められているポジションを、自分のキャラクターの範囲でこなし切る!
妻は料理が得意だったり、掃除が細かったりするわけではありません。
でも、それをちゃんと隠さずに伝えています。
だから多くを求められることもないし、記事にあるようにチクチクと嫌味を言われることもない。
むしろ失敗を笑いにしてしまっている所があります。
そして、「わたしは力仕事が得意だから!」言い切って、老人にはちょっと大変な力仕事を積極的にやっていました。
やっぱりできないことや、大変に思っていることをサポートしてもらえるとうれしいものです。
それもまた「また来てね」って心から求められる要因のひとつになっていると感じました。
・遠慮しないし、積極的にコミュニケーションを取る!
帰省最終日の夜。
この日は祖母と話しがしたくて、妻に寝かしつけをお願いしました。
祖母と会えるのだって後何回会えるか解らない。ぼくはおばあちゃんっ子だったので、帰省時は一晩くらいゆっくりと話しがしたいと、いつもゆっくりと話しをします。
そうやって話しをしていた所、寝かしつけを終えた妻がやってきて話の中に入ってきました。
こういった夜の親密なコミュニケーションってとても大切で、お互いに色んな深い話しをすることができます。
それこそが、信頼関係を築き上げることになる。
祖母の子ども時代の話しや、亡くなった祖父の話し。
ぼくが小さかった頃の話し。
食事の場ではされることがない、コアなコミュニケーションです。
コミュニケーションって避けようと思えば、避けることは簡単にできます。
でも、積極的に取ることで芽生える信頼関係こそが、相手との関係性を確定させる。
そんな親密な話しを一緒に楽しめたことはぼくとしてもとても嬉しかったです。
さいごに!
どこのご家庭にでも当てはまるティップスと言うわけではないかもしれない。
それぞれのご家庭の事情もあると思います。
どうしても馬の合わない関係もあると思います。
わが家の場合、うちの妻が入ることで家族が油をさしたようにコミュニケーションが円滑になります。
夫としては本当にありがたく、そんな妻には感謝しかありません。
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