食洗機入れたから大丈夫ですよ!

この前、たいへんに不思議な会話を交わしたのです。

あるお店で食事をしていた際に、手元に来たお皿が汚れていたんです。
なのでお皿を替えてもらおうと思い、店員さんを呼びました。
来てくれたのは高校生くらいの男の子。

「すみません、お皿が汚れているので替えてもらっていいですか」

と言ったところ、彼はお皿を手に取ってじっくりと眺めながら

「このお皿、食洗機に入れたんで大丈夫ですよ!」

と、お皿を戻そうとします。
一瞬何を言っているのかよく分からなくて、

「いや、汚れているので替えて下さい」

と再度訴えたところ、

「食洗機で洗ってあるんですけど、替えますか?」

と、ちょっと不思議そう。
面倒くさそうとか、嫌そうとか、こいつクレーマーだよ、とかそういった感情ではなくて、
不思議そうなんです。この人は何を言っているんだろう?って感じ。

なんだかちょっと申し訳なくすらなりましたが、
ここで引き下がるのもなんだったので、(と、言うかお皿が汚れているので)替えてもらいました。

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色々と便利になっていく中で何かを勘違いしてしまったまま大人になってしまうことってあるんだなと思いました。
「洗う」と言うことは「食洗機に入れる」ことではない。「汚れを落とすこと」なんですよね(当たり前すぎて書いていて恥ずかしい)。
同じように、洗濯物は「洗濯機に入れる」のが目的なのではなくて「汚れを落とすこと」が目的です。
ルンバのスイッチを入れることが掃除なのではなくて、ホコリや汚れを取り除くことが掃除。

例えばじゃがいもだって「電子レンジに入れて根菜用のスイッチを入れる」ことで食べられるようになるわけじゃない。
「火が通って柔らかくなる」から食べられるわけで、根菜ボタンで調理してもまだ火が通ってなかったら食べられないんです。

「消費期限を過ぎてないから食べられる」とも限らない。腐ってるかどうかの判断は自分でしなくちゃいけないんです。

とても便利になって、家電が色々やってくれるようになって、だけど使う人の家事リテラシーがしっかりしていないと、
家電を信頼し過ぎちゃうことってあるかもしれない。

先日、ソフランおうちーむのプロジェクトで全国の小学生達に家事シェアについての作文を書いてもらいました。
NPO法人tadaima!のWEBサイトがリニューアルオープンしました!
ぜひ遊びに来てくださいね。

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