不妊治療時に感じていた気持ちと覚悟のこと

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現在2014年5月20日。
妻、妊娠5ヵ月。

無事に安定期に入り、先日Facebookでも無事に妊娠の報告を終えました。
時が流れれば、色んな事は何となく忘れたり美化されたりするし、だから今の気持ちをちゃんと残しておこうと思うのです。

今日は不妊治療について。
もしかしたら、このブログを読む人の中には治療を乗り越えた人も、現在治療中の人も、治療を考えている人もいるかもしれません。
いずれの人にとっても、気持ちの励みになればと思います。

わが家は昨年から色々と病院に通い始めて、本格的に治療を開始したのは昨年末。
なのでおおよそ3ヶ月ほどで懐妊しました。
結婚当初から、妻は身体に不安があり妊娠しづらいかも、と言う話しは度々。
それでも、最初の頃は僕達も事業を始めようと試行錯誤していた時期だったり、なんだかんだと忙しく自然妊娠に希望を託していました。

この時点で、妻と僕との間に危機感的な感情のギャップは少し開き始めていたんだと、今は思うのです。

毎朝体温を測って、ノートにメモを取るようになり、「高温期だ、低温期だ」と言う話しが2人の中に出始めました。正直に言って、話している言葉の意味を理解するのが最初は難しかった。
生まれてはじめて、「妊娠についての知識の無さと、無論着さ」を感じたのを覚えてます。

よもや、こんな事は言わないと思いますが「生理が来た」と妻に言われて「良かったね」なんて何となく言ったりしてませんよね!?もう独身じゃないんだから、女性が言う「生理がきた」の意味は180℃違うニュアンスを含んでいるんですよ?

さて、実際の治療に入るには夫婦で相応の覚悟を決めなくてはならないのではと思うんです。
結婚してからの年月がきっかけになる人もいるだろうし、周りに色々言われてと言う人もいるだろうし、自分達で話し合いの上、と言う人もいるだろう。

いずれにせよ、治療は決して愉快なものにはならないだろうと言う漠然とした不安と、その先には待ち望んでいた待望の命を授かることができるのではないかと言う希望とがある。

意を決して病院に行けば、これからの治療の流れを説明され、かかる費用の話しもされる。
1回の検査や治療で数万円。それを経て体外受精に入れば数十万円の治療費が1回にかかる。
決して軽い負担ではない。

それらを捻出し続けることができるのか?
これらの治療に心がしっかりついてくることができるのか?

特にわが家はお互いにNPOを起業しており、お世辞にも収入に余裕があるわけではなかった。
だけどこの時ほど、ダブルインカムであることに感謝したことはない。
僅かずつでも、2人に収入があると言うことは負担は半分ですむのだから。

そして実際に妻はこれまでとは働き方を変える決意をした。
僕はこれまで断っていたようなインテリアの仕事も積極的に受けるようにした。
それでも、僕は自由に働かせてもらっていた。自由に働けることが、どんなにかありがたいことか。

とにかく、治療は始まったばかりで、いったいいつまで続くのか解らなかった。
毎回、これで最後になることを祈りながら。それでも1年、もしかしたら10年続くかもしれなかった。

何より心配だったのは妻の心身。そして夫婦の関係のこと。
いづれかに大きな支障が出るようなら、インターバルを取るか、治療をやめて2人での暮らしにシフトするかしなくてはいけない。
僕は一番大切なことは、子どもを授かることではなくて、僕達が与えられた選択肢の中で一番幸せになることだろうと思っていた。

覚悟。
自分がどれだけの覚悟を持てていたかは今でも定かではないけど。
よく覚えているエピソードがある。

ある時、妻が僕が飲む用の漢方を大量に持って帰ってきた。
でも先生はそれを飲む理由を、僕が傷つくから、と言うことであんまりはっきり言わなくていいと妻に言っていた。
でもね、なぜ男性にだけ傷つくとか、そんなことを気にするんだろう?
別に自分の精子に多少元気がなくたって、そんなことで傷付きゃしないし、薬を飲んで元気になるならそれでいいと思うんです。
そのくらいの覚悟は持っている。だからハッキリと言って欲しい。

とは言え、男性の中には治療を嫌がったり(って言ったって精子の採取くらいなものですよ)プライドが傷つくからって協力をしなかったりする人が多いと言うのも聞いた。

もし、これを読んでいる男性がプライドを気にして治療を拒んでいるのだとしたら、さっさとそのプライドを捨ててしまったほうがいい。
気持ちは解らなくはないです。誰かに指図されて「出せ」だの「出すな」だの言われるのは不愉快です。
だけど、パートナーはもっと不愉快な思いをしている。もっと大変な思いをしている。
しかも、だいたいにおいて「出せ」だの「出すな」だのを伝える役割まで担っている。

だからね、覚悟って必要だと思うんです。
経済的な覚悟。共に乗り越えるんだって覚悟。もしかしたら授からないかもしれないっていう覚悟。

ぼくにとっての覚悟は、最終的には2人が一番幸せに思える道を歩くことでした。

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