【料理フロー教室】@タウンキッチン
任意団体tadaima!初の「料理教室」を行いました。
特別な日に作る、特別な料理を学ぶのではなくて、日常の中で毎日料理を作る。
そのための、フロー(段取り)を体験する「料理教室」。
料理のレシピを学ぶのでは無くて、料理する力を付ける事を目的としています。
毎日ご飯を作ってくれる奥さんや、お母さん。中にはその役目はお父さんの家庭もあるかもしれません。
いずれにせよ、その役割を担ってくれている人が、当たり前のように行っている日常料理、って実はこんなに大変な段取りを組んでたんだって事を学ぶ場を作りたかったんです。
さて、この日場所を貸してくれたのは小平市にあるタウンキッチンさん。
料理フロー教室では、冷蔵庫の残り物をいかに上手に活用するか!?を考えながらその日のレシピを考えて調理します。
今日の「残り物」として選ばれた食材は、
チンゲン菜・きのこ盛り合わせ・白菜・玉ねぎ・じゃがいも・キャベツ
(茨城産の野菜をメインに選びました。美味しく食べて、風評被害を吹き飛ばそう!)
です。どれも、冷蔵庫に一つくらい残っていそうでしょ。
さて、これらの野菜を1人2品選んでもらい、それを上手に活用しながら2品ずつ作ってもらいました。
選んだ野菜でレシピを考えて、さらに料理開始から、食べ終わりの片付けまでの段取りを考えて行きます。
ポイントは、片付けをするタイミングと、2品の料理を時間どおりに仕上げる事。
何と言っても、ランチタイムには皆さまのパートナーさんが今日作ったご飯を食べにやって来るのですから。
あんまり、長い時間お待たせする訳にはいきません。
足りない食材は近くのスーパーへ買いに行きます。
買い物が済んだら、いよいよ調理開始です。
結構皆さん、手なれた感じで進めています。
今日は特別に、タウンキッチンの北池さんも、料理をふるってくれます。
北池さんの料理が食べられるなんて、かなり貴重な体験です。
効率的に片付けながら料理を仕上げて行きます。
皆が黙々と、料理に集中して、会話が無くなって来た頃、パートナーさん登場です。
どれどれ、と覗き込みながら。
あぁ、美味しそうですね!
僕は、「後5分ですよー」などとはっぱをかけながら、仕上げに向かってのラストスパートを促します。
そしていよいよ。
完成です!!!
すっごい、美味しかったですよ!
「これ、どうやって味付けしたの?」なんて、質問も飛び出して、大好評のメンズ料理。
でもね、皆すごくシンプルに、本当に家で作るような料理を作ってくれたんです。(だって、それこそがこの教室のコンセプトですから)
それが、本当に美味しい。
この、美味しいって、食べて貰った人に感じて貰える事が、日常の料理においては本当に大切なんです。
だって、当たり前のように黙々と食べてたら、作る方だって楽しくない。
だから、食べる人は一言「美味しい」って言う事は、とても大切なことなんです。
参加者の方が、小平市のゆるキャラ、「ぶるべー」のどら焼きを買い物の時に買ってくれたんです。ブルーベリーが入ったどら焼きはとっても美味しいですよ!
そして、男性陣達が洗い物や片付けをしている間、女性陣は今日の料理の評価シートを記入します。
評価ポイントは「味」「追加食材の価格」「残った食材の汎用性」などなど。
そして、愛のこもったコメント。
最後にはカップルで、評価をシェアし合いました。
「ツナ、家にまだあったのに買っちゃったよ」なんて、反省コメントも本人から出たり。でも、日常の料理ってそういう事なんですよね。いかに、ストックを重複させないか、汎用性の高い物を買うか。
とは言え、ツナは日もちするし汎用性高いので、全然OKだと思いますよ!
この教室に参加する事で、日常の家事の大変さを知ってもらったり、毎日ご飯が出てくる事って、本当は当たり前の事なんかじゃなくて、やっぱり「美味しいね」とか言われると嬉しいって知ってもらったり。結構細かい所に気が付いて誉めて貰ったり(残った食材を上手に活用してたりとか)すると、楽しくなったりするって事を、知ってもらうきっかけになればいいなと思います。
そして、パートナーが大変な時や、自分ができる時には、もっと家の事に携わろうって気持ちになって貰えたらいいなと思います。
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