【CB入門講座】 Mystyle@こだいら さん♪

会場

先日、小平中央公民館で行われた「コミュニティビジネス入門講座」での講演が終わりました!

会場は満員御礼!沢山の方がこの講座を楽しみにお越し下さいました。

講師にはNPO法人フュージョン長池の富永さん、子育てネットワークピッコロの小俣さんといった既に何年も地域で活動をされていらっしゃる大先輩方と席を同じにしてお迎え頂きました。

富永さんの講演内容はフュージョンのHPからUSTREAMでご覧いただけます!(残念ながらお話しの後半は機材の電池切れと言うハプニングのため途切れてしまっていますが(+_+))

講演様子

講演の様子はこんな感じです↑

さて、この時にご質問頂いた内容に、上手くお答え出来なかったのではないかとの思いと、その後の時間でもゆっくりとお話しする事が出来なかった事から、この場を使って少しお話できればと思います。

頂いた質問は、

「住み心地の良い家」とはどのような家だとお考えですか?

と言う事。

「住人にとって」「住み心地の良い家」を創りたい。
これが僕の事業発足時にたどりついた一つの答えだとお話ししました。その時にこの質問を頂いたのです。

とても難しい質問で、ひと言で言う事はなかなか難しいのですが、

「住み心地の良い家」=「完璧な家」

ではないと考えています。

僕はインテリアコーディネーターとして住宅に携わってカレコレ8年程が経ちます。
それまでは、デザインや間取り、一つ一つの仕様、家具はもちろん家の中、外、光や香りにまで様々な事に関わり、考え、提案して来ました。
理想通りに出来た、とご満足頂く事もあれば、イメージと違う、などご納得頂く事の出来なかった経験も皆無ではありません。

さて、その中で強く感じたのは「住み心地の良い家」はそこに住む人の中にしか答えはない。と言う事です。プロの提案する空間が必ずしも全ての人にとって最高の空間であるとは限らないからです。少なくともインテリアコーディネーターの仕事とは、そのお客様にとって住み心地の良い家とはどのような家である事なのかを打ち合わせを通して理解し、それをカタチにするお手伝いをする事だと思っています。

そのヒアリング、カウンセリングがとても大切なのだと思います。

つまり、インテリアコーディネーターであろうと、片付け指導であろうと基本は同じ。このヒアリングが全てのベースであり、お客様にとっての一つの答えであると考えています。

ただ、インテリアコーディネーターはそのヒアリングの後、モノに対してアプローチをかけて行きます。配置をこうして、こう言った家具を置いて、色はこうで・・・など。
それに対して片付け指導は、ヒトにアプローチをかけて行きます。アナタは何を取捨選択しますか?どういったモノとの関わり方をしていきますか?理想の生活空間とはどういった空間ですか?・・・など。

さらに「住み心地の良い家」について考えて行くと、住む人の生活、状況、人生のフェーズ、家族構成、理想、趣味などによって日々変わって来る物だと思います。その変化に対応するのはやはり今ある家ではなくてそこに住んでいる人だと考えています。

そこで問題になるのが「住人にとって住み心地の良い家」の像が自身で思っている以上にぼやけている事です。
つまり、理想がおぼろげであったり現実的でなかったりすれば「理想通り」にはならないのです。

僕の役割は片付けを通してこの「住みよい家」について考える機会を提供する事でもあります。
つまり、片付けをする事で実際に住んでいる家で手を動かし、頭を動かして、隅々まで空間を把握し、理解する事でおぼろげなイメージがだんだん具体化されてくるんです。
プロの建築家やコーディネーターとお客様の一番の違いは知識の豊富さ何かではなく、どれだけ多くのイメージと現実のギャップを見ているかだと思います。プロは仕上がりイメージと現実の仕上がりを沢山見ているためそこに生じるギャップを把握しています。でもお客様はイメージは膨らんでも、そこと現実のギャップを埋める経験はほとんどなく、イメージがどうしても先行してしまう。
だから、理想がぼやけてしまいます。

それを埋めるためには、自身で家を隅々まで見て、把握する作業はとても有効なのです。

長くなりましたが、「住み心地の良い家」とは、

住みながらにして変わり続けるもの。
住人が一歩いっぽ創りあげて行くもの。
理想にたどり着いた空間である以上に、その過程を楽しめる余裕が持てる家。

であると思います。

あくまでも僕の思うコーディネーターの仕事や空間の在り方について書きました。
まったく違った視点をお持ちの方も沢山いらっしゃると思います。それぞれのポリシーにそったあり方があって当然であると思います。ひとつの意見としてご理解頂ければ幸いです。

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